0

全科合同コンクール

11/10(日)、全科合同コンクールが行われました。学年も専攻も関係なく、サイビ生全体で行われる授業です。

当日は推薦入試の試験日の生徒がいたり、1、2年生の中には高校の行事と重なってしまい参加できなかった人もいたようですが、それでも多くの生徒が参加し、アトリエはいつも以上に活気が溢れていました。

課題内容は「光が当たる手を美しく描きなさい」

予想していたことですが、専攻により課題に対するアウトプットに幅があるのも興味深い点でしたね。

なぜあの絵が評価されたのだろうとか、いろいろな価値観があるのだなあとか、これから専攻を決める1、2年生の人たちにとっては貴重な経験だったと思います。

採点と講評はサイビの講師7名にゲスト講師1名を加えた計8名で行われました。

ゲスト講師は、東北芸術工科大学名誉教授の石井博康先生です。

サイビは今年創立42年を迎えますが、石井先生はサイビの創設に関わった先生の中のお一人で、大学に行かれてからもサイビのことを気にかけてくださり、講演会や講評会など、ここ数年この時期の恒例行事になっています。

石井先生のわかりやすくて熱い言葉の一つ一つが生徒たちの胸に響いていたように思います。

作品講評のみならず、美大で学ぶことの意味や、美大で得る思考の将来性の話などもあり、時に目的や意味を見失いかけることもある受験生にとっては、気づきの多い時間でもあったはずです。

講評会は上位6名のみが対象でしたが、参加したすべての生徒に通じる大切な内容が濃密に詰まっていたように思います。この経験を糧に、今後につなげていきましょう。

 

 

[`fc2` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください