芸大・美大入試には実技と学科がありますが、学科は少々疎かにされがちです。
武蔵野美術大学や多摩美術大学のほとんどの専攻では、実技と学科の配点比率が1:1~3:2となっており、実技同様にしっかり対策をする必要があります。
苦手な人、勉強をあまりしていない人にとっては難しく感じる部分もあるかもしれませんが、美大の学科に難問や奇問の出題はなく、たとえば武蔵野美術大学の英語の出題レベルは高校二年生終了レベルといわれています。
やればきっとできる!
わかってはいるけど・・・そんな声が聞こえてきそうですね。
実技と学科の両立、これは美大受験生にとって永遠の悩みかもしれません。
とはいえ実技の対策にも時間が必要ですから、高校生はまず高校の授業を集中して受けることが大切です。
授業中での学びや定期テストの勉強がそのまま受験勉強になっていきます。
ちりも積もれば山となるの精神で、単語帳などを持ち歩き、ちょっとした空時間や移動時間の有効活用も大切かもしれません。
当学院では武蔵美学科模試、多摩美学科模試、センター模試など年間6回の学科模試を行っています。模試を受けたり過去問を解いたりして、入試傾向を把握しておくとポイントを絞った勉強ができるので、これも有効です。
夏期講習会の中でも芸大・美大学科コースがあります。
基礎から学びなおせる最後の機会かもしれませんから、学科に不安のある人にはすごくお勧めです。 多摩美の国語〈作文〉対策もやります。
実は、作文にはコツがあって、多くのサイビ生の得点源になっています。
誘惑の多い季節ですが…「夏を制する者は受験を制す」この格言を信じて、受験に向かっていきましょう!