武蔵野美術大学の学科(一般方式)は、国語も英語も基本的なレベルの出題がほとんどです。英語は、今年のオープンキャンバスでの大学説明によると、高校2年生終了レベルとのこと。高校によって進度は異なりますが、「高校2年生終了レベル」を一般的に判断すると、難問や奇問は出題されないと理解してよいと思います。基本的には高校での学科勉強をしっかりやっていれば大丈夫!という大学からのメッセージと捉えることもできます。その上で、効果的に勉強していくために、以下の出題傾向を理解しておきましょう。
武蔵美の国語は現代文のみ、長文1題の出題です。試験時間60分。4000字程度の評論文がよく出題されます。ちなみに昨年度(2018年度入試)はA日程で藤原帰一著「戦争を記憶する」より、B日程で本田和子著「異文化としての子供たち」より出題されました。
漢字の読み書きが100点満点中30点あるので、これはポイントです。
ちなみに、多摩美術大学の国語は大問が3題程度で小説、エッセイ、随筆の出題が多いのが特徴です。400字の作文もあります。試験時間は90分。こちらについては、また次の機会にご紹介します。
続いて、武蔵美の英語。大問が3~5題で60分。長文は600語程度です。年によっては会話文も出題されます。難しい単語が少ないようです。書き換え、和訳、内容一致などを問う総合的な問題です。また、英作文問題は、基本的な内容でありながら、配点が高く、得点源につながりやすいのでしっかりと押さえておきたいポイントです。
さて、傾向を理解したらとりあえず過去問を解いてみて、現在の力を把握してみましょう。
また、9/29(土)9/30(日)の埼玉美術学院で開催の武蔵美・多摩美入試対策に参加してみるのはどうでしょうか!
9/29(土)は武蔵野美術大学英語模試+解説を実施します。9/30(日)のデッサン入試模擬授業と合わせて参加し、実技と学科の現在のレベルを確認してみてください。
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