11/17(日)、基礎科の授業の中で芸大・美大入試説明会を実施しました。
受験のキホン情報に加えて、実技と学科の点数の割合や、大学ごとの実技の傾向の違いについて、合格者の参考作品を利用しながら、各科の講師の先生が話をしてくれました!生徒の皆さんもメモを取ったりしながら熱心に聞き入っていました。
油絵科は大山先生が説明してくれました。大学入学後は絵を描き続ける人が多い一方、中には立体を作ったり、パフォーマンスをやったり、映像を作ったり、等々、いろいろな方向に興味が向く学生も多いのが特徴という話は興味深かったですね。
日本画科の説明は瀧川先生です。現役で芸大や武美・多摩美に合格した生徒の作品解説、大学ごとの傾向など。絵を描くのが好きな人に向いているのが日本画だと話を聞いて改めて実感しました。アニメーションの背景や、本の装丁に興味のある人は日本画が合っているようです。
デザイン・工芸科は関根先生です。芸大系と私大系、平面系と立体系など、話は多岐にわたりましたが、デザインの中でも立体系と平面系では求められる価値観が異なるということがよく理解できる説明でした。説明後、個別質問がいちばん多かったのは、デザイン・工芸科でした。就職しやすいというイメージがあるのがたぶん人気の理由だと思います。
まだ専攻が決まっていない人にとっては、専攻を選ぶヒントになったと思います。また、高校2年生は来春から本格的にはじまる受験勉強に向けて、いっそう気持ちが引き締まったのではないでしょうか。冬期講習会では、武蔵野美術大学と多摩美術大学の職員の方を招いて、入試や大学生活について話が聞けるイベントもありますから、期待していてください。
藤田