基礎科講師の林です。
埼玉美術学院では夏期講習会も最終週となり
受験科ではコンクールや芸大生のデモストなど
個々人が受験を意識した雰囲気が漂い
学院全体に緊張感があります。
基礎科ではその入り口として初めての経験となる生徒も多く
それはそれで緊張感があります。自身の手による未知の感触は
まるで見知らぬ土地や、霧深い森の中で迷子になっていく様で、
講師としては手を差し伸べつつ、その生の経験を大事にしたいと思います。
受験科でも基礎的なことがおろそかになってしまったり、
受験的なハウツーで狭小な表現に陥ってしまったりが少なくありません。
基礎科での試行錯誤の経験はその解決の糸口になると思います。
これからも継続して勉強していきましょう。