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講師レクチャーが行われました。

 

こんにちは。

デザイン・工芸科のツカダです。

 

先日saibiでは現役講師陣による、活動紹介のレクチャーが行われました。

日本画の湯村先生

油絵の大山先生

デザイン・工芸の新井先生

の3名が、スライドや作品の現物を交え、それぞれの科の面白いところや受験中にどんなことを考え、また大学ではどんな作品を作ってきたかを熱く語ってくれました。

まずは日本画の湯村先生。
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最初にスライドに出てきたのは受験のときの石膏デッサンでした。
次々と現れる作品たちと、その時の心情の変化がとてもわかりやすいです。

みな、うまくいく時もあればうまくいかない時もあるんですね。

受験の絵が一通り終わると今度は大学時や今の作品たちが登場しました。
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実物も登場し、先生自ら作品に触れこだわりを解説してくれました。

そして続いては油絵の大山先生。
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受験期に作ったマチエール研究のボードにはみな強い関心を持っていました。

そしてスライドでは大学時に行っていた作品が次々と映し出され、ジャンルを問わない幅広い作品たちの様子は”油絵科”のイメージを大きく変えてくれたのではないでしょうか。

というかデザインも絵画も、ボーダレスですよね。
作りたい!という意思があれば、なんとかなるもんです。

更には大学卒業後の活動も紹介。
さまざまなプロジェクトに関わり、社会との関係を作りながら作品作りを行っていくというのは勢いがあって面白いですね。

そして最後にデザイン・工芸の新井先生。
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まずはスライドを用いてアトリエの様子を紹介してくれました。
日頃の制作の様子がとてもよく分かります。

芸大では様々な専攻があり、それぞれにアトリエが独特の雰囲気を持っていますが、例に漏れず漆芸のアトリエもその性質に合わせた空間作りが魅力的になっていました。

そして続けてなんと漆の塗りの実演を行いました!

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短い時間だったので沢山ある工程のほんの一部でしたが、普段見ることができない繊細な手つきと表情に自然と皆引き込まれていっていました。

このような感じで3人がそれぞれ特徴あるプレゼンテーションを行ってくれました。
聞いている生徒たちの表情は真剣そのもの。

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講師の僕としても普段目にすることが少ない講師たちの活動紹介はとても刺激的でした。

そしてそのあとは各々先生たちに質問タイム。

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講師たちの受験期の作品には食い付きがすごい。

今回のレクチャーを通して、それぞれの先生や科の特徴、それから専攻を超えた自己表現の面白さに改めて気づかされました。
作品を作ることでこんなメッセージを届けたい!
作品を通してこんなコミュニケーションをしたい!
単純に作りたい!

そんな当たり前のようにあった気持ち。受験勉強にだけ目が行ってしまうと、気づくと忘れてしまっているものです。

今日出会った気持ち、作る人の気持ちを忘れずに、ここからまたがんばっていきましょう!

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